前回、他人Aの恋愛話を聞いて、それはちょっとどうなのかと思った件について書きました。
他人の恋愛に口を挟むのはおかしいのはもちろんのこと、もっと言えば、一瞬口を挟みたくなった私はおかしいのではないかと思いました。
それはちょっとおかしくない?と思うにとどまらず、それを指摘したいと思う衝動があります。
この衝動おかしくない?ということについて、今回は深ぼってみました。
人のやることに口出ししたい
恋愛に関わらず、他人のやることについて口出ししたくなることってありますよね。
自分に被害が及ぶことで口出ししたくなるのは分かりますが、自分に全く関係のない恋愛みたいなトピックで口を出したくなるのって不思議です。
この人は自分と違う感覚だな~で終わらせられたら平和なのに、過度にもやもやしたらり、何か言いたい衝動にかられます。
これってなんでなんだろう?
考えられるパターンは2つあります。
他人の恋愛に口を挟みたくなる理由①正義感から
正義感で口を挟みたくなるケースは多いと思います。
自分は正しい、相手は間違っているの考え方で、相手が愚かだと決めつけて上から目線でアドバイスをするケースを時々見ます。
間違った他人を自分が正してやるという傲慢さがありますね。
この場合はある意味善意で言っています。
では、なぜ正義感で口を挟むのか。
正義感で口を挟む場合、自分が人の役に立っていると感じたいのではないかと思います。
間違った道に進みそうな人を助けたい、という気持ちは逆に言えば間違った人を助けたと思いたいのかな?という考察です...
うがった見方をしすぎかもしれませんが、そういう可能性もあると内省しています。
(以前書いた価値観4タイプの記事で言うと、これは裁判官ゾーンにいる人にありがちな傾向です。)
価値観4タイプ
価値観は自分が善か悪か、他人が善か悪かの2つの軸で4つのゾーンに分けられます。
赤ちゃんゾーン:自分は善、他人も善
→他人を信頼しており、自分に対しても嫌悪感がない状態。
裁判官ゾーン:自分は善、他人は悪
→他人の至らなさが目につき、全てを正すために自他共に厳しく扱う状態。
罪人ゾーン:自分は悪、他人は善
→他人と比べて自分の弱さや卑怯さが目につき、自己嫌悪に陥った状態。
聖母ゾーン:自分は悪、他人も悪
→自分含む人間の汚さを受け入れ、諦めた状態。
他人の恋愛に口を挟みたくなる理由②自分の正しさを証明したい
もう一つの可能性として、自分の正しさを証明したいのではないかと考えています。
真っ当なことを言う人間として他人から認知されたいのか?自分に信じ込ませたいのか?と思っています。
なぜ自分の正しさを証明したいのか。
自分は間違っているのではないかという不安があるからかと予想しています。
自分の正しさに自信がないから、逆に自分が比較的正しいであろう意見を持った時に必要以上に主張する気がします。
自分は間違っているかもしれない、と常日ごろから自分を責めていると、自分は正しいかも、と思える瞬間が来たときに何か言いたくなるのかもしれないです。
(こちらは価値観4タイプでいう罪人ゾーンにいる人が陥りがちな考えです。)
まとめ
自分の心が整えば、自分と全く関係のない他人の恋愛に口を出したい!という衝動はなくなるのではないか、という結論です。
自分は何の被害も被らないことで他人に何か言いたくなる時、問題は他人ではなく、自分にあるのではないか、と反省しました。
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